みなさん新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、スマイルクラブでは2024年度のスポーツ庁の委託事業「スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業」を受託しました。この事業はスポーツ庁のスポーツツーリズム推進事業の一環として、スポーツによるまちづくりを目的に行う事業で、今年度は全国で10か所選ばれました。そのうちの一つが、スマイルクラブの“バドミントンをモデルとした山口県で開催するインクルーシブスポーツ(健常者も障がい者も一緒に参加するバドミントン大会)による地域活性化・まちづくりコンテンツ創出プロジェクト”(2025年3月1日、2日 山口県維新記念公園アリーナ開催)となります。
この事業の背景として、「その1」では、スマイルクラブで2017年に視察したテニスのウインブルドン大会について紹介させていただきました。今回は「その2」として、2019年にスイスのバーゼルで世界で初めて開催されたバドミントン(健常者)とパラバドミントン(障がい者)が同時開催された国際大会です。この大会にスマイルクラブの大浜真選手(車いす)もパラバドミントン日本代表選手として参加し、スマイルクラブも応援に行きました。バドミントンでは、桃田賢斗選手(同大会 優勝)や永松ペア(同 優勝)も出場しており、バドミントンとパラバドミントンを同時に応援できる魅力ある大会だと感動しました。コートは違えど、同じ体育館で同時に2種類のゲームが楽しめる素晴らしい大会でした。つまりこれからのスポーツのあるべき姿(障がい者も健常者も一緒におこなう大会)が、そこにありました。このような大会の在り方は、オリンピック・パラリンピックといわれる今日、あるいは共生社会実現のためにも必要なことではないかと痛感しました。このような経緯から、2025年3月に山口県で開催する大会は健常者も障がい者も一緒に同時におこなうインクルーシブ形式の大会となっています。
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