スマイルクラブでは、帝京大学(アフリカ・ヘルシーホスピタル・プロジェクト)等共催、柏市社会福祉協議会、柏市および柏市教育委員会等後援のもと、2025年10月13日(祝月)に公文和子先生をラコルタ柏(柏市教育福祉会館)にお迎えし、講演会を開催しました。
公文和子先生は、ケニアで障がい児支援施設「シロアムの園」を運営する日本人小児科医です。同園では、障がいのある子どもたちへの療育やケア、家族支援、地域社会への啓発活動など、幅広い取り組みを行っています。その活動はケニアにおける障がい児支援の先駆けとして、国内外から注目されています。
講演では、公文先生の生い立ちやケニアの現状、そして「シロアムの園」での日々の活動について、映像やエピソードを交えながら分かりやすくお話しいただきました。冒頭の「皆さんにとって幸せを感じるのはどんな時でしょうか?」という問いかけは、参加者一人ひとりに深い気づきを与えました。また、「一方的ではなく、与え合える関係づくりが幸せにつながる」という言葉には、多くの方がうなずきながら共感していました。講演を通して、ケニアと日本の医療・教育・文化の違いや、今ある生活が決して“当たり前”ではないことに気づく貴重な時間となりました。
このような貴重な講演会を開催できましたのは、公文和子先生をはじめ、帝京大学、株式会社GMSSヒューマンラボ、柏市社会福祉協議会、柏市・柏市教育委員会、日本国際保健医療学会の皆様のご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。





コメント