スマイルクラブでは世界のスポーツ特に障がい者スポーツの状況を勉強するために、いろいろな国へ行き、各専門家からお話を聞いています。特に共生社会実現のために、私たちがおこなっているスポーツがどのように地域や社会に貢献できるかを考えています。
今回は、オーストラリアのご報告です。オーストラリアでは、全豪オープン(その3)とオリンピックセンター(AIS)(その4)の2回に分けてご報告いたします。
日本では1月といえば一番寒い時期ですが、南半球のオーストラリアはその逆で真夏です。メルボルンで毎年開催される“全豪オープン”は世界4大テニス大会の一つで、世界からトップの選手が熱戦を繰り広げています。大阪なおみ選手は2回優勝していますね。その1でご紹介したウインブルドンテニス大会と同様に、同じ会場でコートは違いますが、テニスと車いすテニスの同時開催という素晴らしい大会でした。大会会場までの運河沿いにレストランやバーがたくさんあり、ビールを飲みながら会場に行ける観光的要素も大きいと感じました。ウインブルドンとの大きな違いは、ハードコートであり、真夏の暑い時期に選手も対応が大変だと感じました。やはりここでもテニスと車いすテニスの同時開催をみることで、これからのスポーツのあるべき姿を痛感した素晴らしい大会でした。
- 大会マスコットと一緒に理事長 大浜あつ子(右)
- メインコートのひとつ「マーガレットコートアリーナ」
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